シャンパン用のコルク栓の作り方 ワイン探偵団 by ぐるラビ
美食探偵団 > ワイン探偵団 > 発泡ワイン > シャンパーニュ > コルク栓の作り方 にいます。 シャンパン用のコルク栓の作り方シャンパン用のコルクはキノコ型??
みなさんは、シャンパン・ボトルのコルク栓が他のワインのコルク栓とちょっと違っててシャンパン専用に作られているということをご存知でしょうか? では、どこが他のコルク栓と違うのかというと、通常のワイン(スティル・ワイン)のコルク栓は以下の写真(左側)のように一枚のコルク樹皮からくり抜いて作られます。 ちなみに、コルクはポルトガル産が良質で有名なのだそうです。
ところが、シャンパン用のコルク栓は3層構造になっていて3つのコルクを張り合わせて作るのだそうです。 液体に触れる部分には若いコルク樹皮からくり抜いたものを2層にして当て、ボトル本体の接地面は3層目のコルクチップ(細かく砕いたもの)を固めて棒状にしたもので対応しているようです。 右の写真の「3層構造」の部分を良く見ると、コルク栓の底にあたる部分に確かにコイン状のコルクが2枚貼ってあることがわかりますね。 また、シャンパン用のコルク栓はボトルに比べかなり太く作られるので、飲み残したボトルに再度差し込んで再利用するという訳にはいきません。 中の圧力に耐えられるようそれほどに太く作られているのです。 抜栓したコルク栓は、どうみてもマッシュルーム型として作ったようにしか見えませんケドね。 参考までに付け加えますと、最近普及しつつあるスクリューキャップ(ブショネを嫌ってコルク栓を使わない)はガス圧のため現在のところ使用できないそうです。 ブショネ
質の悪いコルクを使っていたり、ワインの保存方法が悪いと、コルクの異臭(湿ってカビが生えたダンボールのような臭いとか表現されてる方もいます)がワインに移ってしまい飲めない状態になります。これをブショネといいます。
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