黒ワイン (カオール地区) ワイン探偵団 by ぐるラビ
美食探偵団 > ワイン探偵団 > 赤ワイン > 黒ワイン (カオール地区) にいます。 黒ワイン (カオール地区)黒ワインというものをご存知ですか? ワインは普通、赤(ルージュ)、白(ブラン)、ピンク(ロゼ)が基本の3色(シャンパンのゴールドを入れて4色?)ですが、フランス南西部にあるカオール地区で産出される赤ワインは、その非常に濃い赤ゆえ「Vin Noir」、黒ワインと呼ばれています。 黒ワイン(Vin Noir)は、オーセロワ(別名コット、マルベック)というぶどう品種で造られ、フランスワインの中で最も濃い色のワインと言われています。このオーセロワ種で造られたワインはタンニンを多く含む濃縮感のある味わいとなります。 カオール出身の詩人「クレマン・マロー」は、「小石に覆われる乾いた土壌の丘で、力強く香り豊かなワインが造られる」とカオールのワインを詠い讃えています。 カオールはボルドーの東南に広がる南西地方のアペラシオンの一つ。日本ではあまり紹介されていないようですが、カオールは上質なワインの宝庫というべき、隠れ家的産地なのです。 カオール地方
フランス南西部にあるカオールは、パリから600キロほど離れたミディ・ピレネーのロット県にあります。
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