佐原(千葉県)  美食探偵団 by ぐるラビ

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佐原(千葉県)(2008年9月13日放送)

アド街ック天国

アド街グルメを徹底調査!

テレビ東京で放映されている地域密着系 都市型エンターテイメント「出没!アド街ック天国」の番組で紹介された街のグルメ情報を抜き出してみました。
その街に根付いた伝統的な庶民派グルメから最新のオシャレなグルメなど、それぞれの街で独特な食文化が花開いているところが非常に興味をひかれます。

美食探偵団もアド街で紹介された街には一度行ってみたいと思っていますので、訪れた際には調査レポートをみなさまにお届けします。

【情報元】 アド街ック天国(公式ページ)

造り酒屋

佐原はかつて酒造りが盛んで、35軒もの醸造所がありました。 今でも天和元年創業の「馬場本店」と、文政8年創業「東薫酒造」の2軒が伝統を守ります。

正上

醤油と佃煮の製造販売会社。
寛政12年創業のこちらは、もとは街一番の醤油醸造元として繁栄してきましたが、現在は佃煮の製造も行うようになりました。 およそ60種類の佃煮を揃える中で一番人気は「若さぎ いかだ焼」。他とは一線を画す正上の佃煮は、あっさりと甘辛くご飯のお供に最適です。

小堀屋本店

天明2年創業の蕎麦屋さん。
現在の建物は明治25年に建て替えられた物。店の土蔵には初代当主が書き記したとされる秘伝の巻物があり、そこには57種類もの麺のレシピが記されています。その中のひとつで、今も秘伝書に従って作り続けているのが「黒切蕎麦」。炒った昆布の粉末を蕎麦粉に混ぜて作る蕎麦は、一口含むとほのかに磯の香が広がります。

与倉屋の大土蔵

与倉屋は醤油の醸造で隆盛を極めた商家
その醤油蔵が今も現存しています。醤油造りには広いスペースを必要とする事から、明治22年に建てられたこちらの大土蔵は実に500畳分! 作業場を確保するため柱は最小限にする工夫が施されています。そんな土蔵を支えるのは「小屋組み」という手法で何層にも張り巡らされた梁にあります。 また、土蔵はメンテナンスを実施されコンサートやイベントなどにも使用。人々の思いに支えられ、蔵は今も生きています。

油茂(あぶも)製油

ごま油とラー油の専門店
江戸時代初期に創業したこちらは、現在の当主で22代目を数えます。ごまの風味を守る為、常温でゆっくり搾る「玉絞め」という製法を用います。伝統の手間隙が生む「玉絞め一番搾りごま油」は、香り高く上品な名作です。また、このごま油でラー油も製造。風味が飛ばないよう低温に抑え、唐辛子の辛味と旨味をじっくり加えます。極上の「ごま油で作ったラー油」は、ピリッと辛味が冴えその後広がる芳醇なごまの風味が特徴です。

虎屋

明暦3年創業の老舗和菓子店
こちらには、毎年2月3日にしか作らない「お笑い饅頭」なるものがあります。 豆の代わりに福をまくというお笑い饅頭は、3つのお饅頭をひと包みにし、キツネ色に焼き上げたもの。中には色鮮やかな3種の餡が詰まっており、その切り口に笑顔が浮かぶ、まさに福を呼ぶお饅頭です。

うなぎ割烹 山田

老舗うなぎ料理店
人気の秘密は、創業当時から変わらぬ「箱蒸し」という独自の製法にありました。白焼きしたうなぎを箱の中へ入れ蒸気を使わず蒸し、大事な脂を程良く残します。それを濃いめのタレにくぐらせ、強火で焼き上げることで更にうま味が凝縮されるのです。ご飯とうなぎが別々に供されるのは、品格を重んじた佐原流の食し方です。

まぎの屋

かきもち
「かきもち」は、佐原のどこの家でもお茶請けとして出されるお菓子。かつてはほとんどの家庭で作られていた母の味です。佐原は江戸の頃より知られる米の一大産地だったので、豊かにあり余る米は乾燥させて保存し、手軽に焼いて食べるかきもちが親しまれてきました。そんな昔懐かしい味は、かきもち専門店「まぎの屋」で味わえます。

そう馬

懐石料理店
こちらのご主人・相馬謙一さんは、2008年に千葉県の日本料理人として初の黄綬褒章を受賞しました。その誉れ高き懐石料理に、名工の技が光ります。相馬さんが得意とするのは「包丁細工」と言われるもの。魚の身を数ミリにおろし、透き通るほど薄い身を使って様々な物を象ります。それはまさに、名工が生み出す食の芸術品です。

千与福

日本料理店
都内の名だたる名店で研鑽を積んだ総料理長・板倉創一さんが織りなす料理は超一級品。特に魚料理が自慢です。何故ならこちらでは、その日の朝、九州沿岸で水揚げされた関アジや甘鯛などを朝一番の便で空輸しているからです。成田空港に近い佐原だからこそ味わえる海の幸を是非どうぞ。

遊季

自然食レストラン
こちらのオーナーは、お隣りの「植田屋荒物店」の女将・辻洋子さん。佐原の美味しい野菜と米が観光客の目に触れないことを残念に思い、主婦仲間を集めてこのお店をオープンさせたのです。使用するのは、有機栽培のコシヒカリ玄米と、メンバーの自家栽培の野菜。身体に優しい健康的なメニューが頂けます。 ※営業は土曜日11:30〜16:00のみ。

2008/9/14(日)11:30〜、「遊季御膳(1050円)」を40食限定で営業(通常は土曜11:30〜16:00のみ営業)。

東洋軒

千葉県内で先駆けといえる洋食屋
こちらの“割り下”は、佐原の旦那衆を虜にする秘伝の味。醤油・みりん・ザラメから作る甘辛いタレは、通をうならせます。中でも、この割り下で焼いた豚肉を、玉ねぎとカレー粉で炒めたライスの上にのせたボリューム満点の「インディアンライス」は、600円という値段の安さも相まって不動の人気メニューとなっています。

芋アイス

「芋アイス」は佐原名物のスイーツ
地元の老舗和菓子店を中心とした「佐原ふるさと産品育成会」の男たちが開発した名物です。地元産のサツマイモ「ベニアズマ」をたっぷり使い、皮付きの角切りもそのまま入れた新感覚アイスは、東京ドームでの「全国ふるさとフェア'97」に出品した際に大反響を呼びました。佐原情熱のスイーツを散策の途中にいかがですか?

仙台家

もつ焼き屋
濃厚なタレ焼きも絶品ですが、常連さんが愛してやまないのが秘伝の塩ダレ。その塩ダレは、“水を一升煮詰めて塩を加えただけ” と、いたってシンプルなレシピなのですが、長年の肉の旨味が浸透した正に秘伝のタレなのです。情緒ある街で出会う究極の美味…思わず酒が進みます。

カフェしえと

明治時代に建てられた質屋を改装したカフェ
当時居間だった場所には、現在テーブルが配置されています。しかし、イスに座っても、居間に正座した時の目線で庭を眺めることが出来るよう、床面を下げて改装しているのです。古きよき日本家屋を実感出来ます。

茨木家

地元で絶賛されるお団子屋さん。
評判のお団子は、いびつな形の「みたらしだんご」。このいびつなお団子は、ご主人・茨木孝支さんが「面倒」という事から、団子を丸めることなく切り分けたまま串に刺しているのです。しかし、この手抜きこそがおいしさの秘密! 丸めないことで団子は本来の柔らかさを保ち、いびつ故に、タレもよくからみます。まさに常識破りの傑作なのです。

高橋酒店

佐原を歩いて気になるのが、酒屋さんの多さ…。長い歴史を持つ酒屋さんが普通に営業しています。その理由は、江戸時代から酒造りが盛んだった事と、年に2回あるお祭りの計り知れない消費量にあるそうです。中でも明治42年創業の「高橋酒店」は、特に歴史を感じる一軒です。

佐原の大祭期間中(2008/10/10〜12)、「振舞い酒」をサービス!!(※数に限りがあります。)

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