上野広小路  美食探偵団 by ぐるラビ

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上野広小路(2009年1月24日放送)

アド街ック天国

アド街グルメを徹底調査!

テレビ東京で放映されている地域密着系 都市型エンターテイメント「出没!アド街ック天国」の番組で紹介された街のグルメ情報を抜き出してみました。
その街に根付いた伝統的な庶民派グルメから最新のオシャレなグルメなど、それぞれの街で独特な食文化が花開いているところが非常に興味をひかれます。

美食探偵団もアド街で紹介された街には一度行ってみたいと思っていますので、訪れた際には調査レポートをみなさまにお届けします。

【情報元】 アド街ック天国(公式ページ)

瓢箪

ランチが人気の激安居酒屋。
近隣サラリーマンに絶大な人気を誇るこちらは、ランチタイムになるとあっという間に満席になります。その訳は、全40種類にも及ぶワンコインランチにありました。中でも一番人気が「名物あごおとしとろかつ」。野菜と一緒に5時間煮込み、旨味を凝縮した豚バラ肉を一口サイズにカットして揚げるという手間を掛けた一品です。まさにアゴが落ちそうな美味しさが味わえます。

千代本

とんかつ屋。
かつて花柳界として栄えた仲町通り界隈には、100軒を超す置屋がありました。こちらは、当時の置屋の名残を留める唯一の存在です。ご主人が作るとんかつの衣は、創業以来使用している生のパン粉。人気の「ロースカツ定食」は、外はサクサク、中はジューシーな食感がたまらない納得の一品です。

喫茶店発祥の地

明治21年、海外留学を経験した鄭永慶が「可否茶館」という喫茶店をオープンさせた事から、この地には「日本最初の喫茶店発祥の地」と書かれた碑があります。当時、インドネシア産のジャワ豆を使用し、ドリップ式で淹れられたコーヒーは1銭5厘。庶民の為の社交サロンとして、コーヒーを飲みながら玉突きやトランプなどを楽しむ場を生み出したのでした。

なばや

焼鳥屋さん。
創業以来、50年継ぎ足している甘めのタレが常連さんを魅了します。メニューは基本的にご主人・横山武さんにお任せです。そんな中、常連さんが待ちわびているのが「いとこ焼き」という味付け卵とササミの串焼き。通常は白い卵ですが、ご主人の気分次第でタレに漬けた卵が出されます。

天寿ゞ

昭和3(1929)年創業の老舗天ぷら屋。
伝統の味を守り続けているのが三代目ご主人・鈴木康夫さん。揚げ油は上質なごま油にサラダ油をブレンド。カラリと揚げられた天ぷらは香ばしい衣と素材の旨味が引き出されています。

京屋

大正元(1912)年創業の江戸指物を扱うお店。
東京都の伝統工芸に指定されている江戸指物。店内には美しい指物が揃いますが、中でも邦楽関係の方に多く愛用されるのが「合曳」という足が痺れずに正座できる道具。江戸指物の伝統工芸士・佐藤進さんが製作しています。素材は身体の線に馴染む桐と桑を使用。職人の技が光る名品です。

長谷川

昭和6年創業の履物店。
噺家さんや花柳界など多くの役者さんたちが絶賛する上質の草履を揃えます。鼻緒をすげるのは、二代目ご主人・水谷晴彦さん。草履は足に柔軟にフィットして疲れにくい形状をしているのが特徴。小粋でキリリと美しく、つま先から踵の部分にかけて無理なく盛り上がっている為、極上の履き心地が得られます。

蓮風

中華料理店。
こちらでは海鮮料理を中心とした広東料理が頂けます。美しく華やかに盛りつけられたヌーベルシノワの料理は、サメの尾や蒸しアワビなど新鮮な高級食材を存分に使い上品な仕上がりです。また、満漢全席の中で食され美容に良いとされる高級食材“ラクダのこぶ”も頂けます。楊貴妃も好んだという幻の食材は、アミノ酸の1種・プロリンが多く含まれるため美容に良いとされ、ライチと共に食すことでコラーゲンが摂れるといわれています。

本牧亭

懐石料理を頂きながら講談を楽しめるお店。
寄席としては創業150年という歴史を持ちます。講談を聞くことが出来るのは週末のみ。またこちらは講談界の最高峰、人間国宝の六代目・一龍斎貞水師匠が初高座を行った場所でもあります。およそ50年前、貞春と名乗っていた頃のネタ帳も残されています。

お江戸上野広小路亭

演芸場。
こちらでは、落語芸術協会の大看板から若手人気真打ちの落語や講談など様々な演芸を楽しめます。また最近は、のこぎり音楽がブームの兆しをみせていることから、同じ建物内で「お江戸演芸・邦楽スクール」を開校。見るだけでなく気軽に学ぶことも出来ます。

黒船亭

明治創業の老舗洋食レストラン。
この道50年以上のキャリアを持つ料理長・渡辺孝さんが、“下町で愛される洋食”をテーマに伝統の味を守ります。前身は大正6年に「カフェ菊屋」として開店し、その後、昭和44年に店名を「レストランキクヤ」に変更。ジョン・レノンとオノ・ヨーコ夫妻も来店し話題を呼びました。

蓮玉庵

安政6(1860)年創業の老舗蕎麦店。
多くの文人が通ったことで知られるこちらの名は、森鴎外の小説『雁』の中にも登場しています。冬の時期に美味しい「鳥南ばんそば」で、ササミの柔らかさと蕎麦の風味を堪能しましょう。

上野?月堂

延享4(1747)年創業の老舗和洋菓子店。
こちらの代名詞といえば、「ゴーフル」。パリッとした欧風煎餅にクリームをサンドし、軽い口溶けとほのかな甘さが楽しめます。また、ゴーフルと並んで人気なのが「東京カステラ」。蜂蜜の香りと卵の風味が舌を包み込む、フワッとした美味しさが感動的です。

うなぎの名店

上野広小路ではうなぎの名店「伊豆栄」と「亀屋 一睡亭」の2軒が伝統の味を競います。

多古久

明治37(1904)年に創業したおでんの名店。
四代目ご主人・長谷川正道さんと、女将・誠子さんが店の味を守ります。こちらでは出汁は濃いめの関東風おでん。そんなおでんを目当てに多くの噺家さんが来店します。また、お酒の締めにピッタリなのが裏メニュー「志乃めし」。ご飯の上に味が染みたがんもどきをのせ出汁をかけた一品です。

十三や

元文元(1736)年に創業したつげ櫛の製造販売店。
素材には硬さ・密度・弾力にすぐれた鹿児島県産のつげを使用。「歯ずり」と呼ばれる櫛の歯を磨く工程がつげ櫛作りの要。櫛通りを良くする為に千回以上も磨き上げ、鹿の骨でこすり艶を出します。使い込む程に美しい飴色に変化し、髪にしっくりと馴染む一生モノの逸品です。

酒悦

延宝3(1675)年創業の漬物と佃煮専門店。
“酒が悦ぶほどうまいもの”という意味で「酒悦」の名が付けられました。ちなみにのりの佃煮はこちらが発祥。また福神漬けの元祖でもあり、十五代目・野田清右衛門が考案した福神漬けは、大根や茄子等が7種類も入っているため、縁起の良い七福神にちなんでその名が付けられました。

和菓子の老舗

上野広小路には和菓子の老舗が点在。定番の手土産として「東京 岡埜栄泉」の『豆大福』や、「うさぎや」の『どら焼き』が長年親しまれています。

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