エックス・アン・プロヴァンス ワイン探偵団 by ぐるラビ
美食探偵団 > ワイン探偵団 > トラベルガイド > プロヴァンス > エックス・アン・プロヴァンス にいます。 エックス・アン・プロヴァンス水と芸術の町エックス・アン・プロヴァンス。 17世紀、18世紀当時の町並みが保存された美しい町だ。古くはケルト人の町、その後はローマ人の町、そしてプロヴァンス伯爵領の首都として栄えてきたエックス・アン・プロヴァンスの中心地は1995年にユネスコ世界遺産に指定されている。 1646年、4輪馬車が通れるように古い城壁を取り壊して造成されたクール・ミラボー大通りの北側一帯が旧市街だ。17世紀から19世紀にかけて建造された瀟洒な屋敷が並ぶ。 またエックス・アン・プロヴァンスは「水の都」と呼ばれる所以はその噴水の多さから。市内に100以上あると言われる。 エックス・アン・プロヴァンスは「近代絵画の父」と称される画家ポール・セザンヌの生地としても知られる。パリでの修業ののちにエックスに戻り、熱心に創作活動を続けた。エックス郊外にはセザンヌ自身が設計した彼のアトリエや、モティーフとして描かれたサント・ヴィクトワール山、ジャス・ド・ブファンの別荘などをいまも絵に描かれたとおりに見ることができる。エックス・アン・プロヴァンス市では、セザンヌの軌跡をたどることのできるコースを用意しているので、参加するのも楽しいだろう。 セザンヌゆかりの場所エックス・アン・プロヴァンスの市内には、セザンヌの生家をはじめ、通っていた項、晩年住んでいた家など合わせて34ヶ所もセザンヌに関連したみどころがある。見どころマークがあるので、それをたどっていけば簡単に見て回ることができる。エックス・アン・プロヴァンス観光局では日本語おパンフレットも用意して案内をしている。
印象派の巨匠、ポール・セザンヌが生れた町であるエックスには、ゆかりの建物が多い。1902年に自ら設計したこのアトリエは、1906年にセザンヌがその生涯を閉じたときのままの状態で保存されている。 ポール・セザンヌのアトリエ(ATELIER DE PAUL CEZANNE) >> タピスリー美術館(MUSEE DES TAPISSERIES)
タピスリーだけを集めたユニークな美術館。展示品はおもに17〜18世紀のものだが、そのいまなお鮮やかさをとどめる色づかいや、細部まで丹念に表現した技術の高さに驚かされる。広い中庭はコンサートの会場にも使用されている。
サン・ソーヴール大聖堂 (CATHEDRALE ST-SAUVEUR)5世紀から17世紀にかけてのさまざまな様式が見られる興味深い教会。メロヴィング朝の洗礼堂、ローマ遺跡から移築された円柱、ニコラ・フロマンの傑作「燃ゆる茨」の3連の絵など、見どころは尽きない。 隣にはロマネスク様式のサン・ソヴール修道院があり、回廊がみどころ。
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