アルザス  ワイン探偵団　by ぐるラビ

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アルザス

フランス・ワイン産地の北限 アルザス。

フランス北東部、ライン川を隔ててドイツと国境を接するアルザス地方は、国内北限のワイン産地です。
南北に100キロ続くワイン街道はまさに絵のような風景が続きます。延々と続くブドウ畑に点在する可愛らしい村々・・・古びた城砦の跡、ルネッサンス調の噴水、玉石を敷き詰めた小道、色鮮やかな花でバルコニーを飾った中世の木枠の家、運がよければアルザスのシンボルであるコウノトリに出会うこともあるかもしれません。

アルザスは、香り高いドイツ系品種の辛口ワインの銘醸地。
かつて、ドイツの占領下であったこともあり、他エリアのワインとは異なり、独特なテイストを持っています。
アルザスのワインは単一の品種から作られます。使用されるブドウは白ワイン用が６種、赤ワイン用が１種の計７種類。 さらに自然条件に恵まれた限られた年にだけ生まれる甘口、貴腐ワインのセレクション・ド・グラン・ノーブル。シャンパーニュ地方と同じボトル内２次発酵で作られる発泡酒のクレマン・ダルザスなどを覚えておけばアルザスワインの楽しみは更に広がります。

ドイツ文化の薫る国境の町

フランスの北東に位置し、ライン川とヴォージュ山脈にはさまれたアルザス。
ローマ時代よりヨーロッパの南北を結ぶ街道と東西を結ぶ街道の十字路として栄えてきた。国境を接するドイツとは鉄鉱石や石炭など豊富な地価資源をめぐって領有権争いを繰り広げ、数奇な歴史にはぐくまれた文化や風習は、フランスのなかでも独特なものだ。

ストラスブールやコルマールの木組みの家の続く街並みを散策し、ドイツ語に近い独自の方言を耳にすれば、フランス的でありながらもドイツ的な、ドイツ的でありながらもフランス的な、そんなアルザス文化を強く感じることができだろう。

ドイツでもソーセージの付け合わせとしておなじみの酢漬けのキャベツ「シュシュークルート」をはじめ、フォアグラ（アルザスはフランス随一のフォアグラの名産地である）などを使ったアルザス料理も忘れられない。

【情報元】フランス政府観光局オフィシャルサイト  >>

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