ブルゴーニュ ワイン探偵団 by ぐるラビ
美食探偵団 > ワイン探偵団 > 赤ワイン > ブルゴーニュ にいます。 ブルゴーニュボルドーと並びフランスワインを代表する銘醸地。
世界中のワインファンの心を掴んで離さない土地がブルゴーニュ。
ボルドーがシャトーごとのスタイルを表現するならば、ブルゴーニュワインは、その畑、その年の気候、作り手(ドメーヌ、ネゴシアン)のこだわりをそのまま映し出すものと言われています。 ブルゴーニュワインの産地は3県にまたがる5つの大きなワイン産地に分けることができます。ヨンヌ県のシャブリ・オーセロワ地区 Chablis/Auxerrois、コート・ドール県のコート・ド・ニュイ地区 Cote de Nuitsとコート・ド・ボーヌ地区 Cote de Beaune、ソーヌ・エ・ロワール県のコート・シャロネーズ地区 Cote Chalonnaiseとマコネ地区 Maconnaisです。これら総面積は25,000haであり、ここから99ものAOCワインが産み出されています。 縦長のこのエリアにはさまざまな土壌が複雑に入り組み、それぞれの畑は異なる特徴を持っています。
ブルゴーニュのワインは単一のブドウ品種からつくられ、高級ワインに使われるのは白はシャルドネ、赤はピノ・ノワール。ですが、栽培される畑の土壌や気候、方位、標高から小さな区画に産地を分け、同じ品種のブドウを同じ人が作っても異なる個性のワインが生まれるのがブルゴーニュワイン。
また、テロワールを表現するブルゴーニュワインは、その年の天候や畑の状況に左右されやすく、さらにそこに複雑な地形や作り手の個性が加わり、ボルドーワイン以上に一筋縄ではいかないワインと言えるでしょう。
味わいの特徴としては、タンニンが少なめでビロードのようななめらかさを持つワインです。 ピノ・ノワールまたはシャルドネの単一品種から造られるブルゴーニュワインは、それだけ畑の個性、すなわちテロワールを反映するワインと言えます。 また、同じ畑でも作り手いによって味わいが変化するといったように、味わいのバリエーションが非常に豊富で非常に楽しめるワインといえるでしょう。 テロワールフランス語の地面や地球を指す(terre)を語源とする単語で、ブドウ畑の土壌、気候など、その土地にまつわる、あらゆる条件を意味する。 ブルゴーニュには伝統的なワイン祭りもありますし、ワイン入門講座も数多く開催され、セラーも見学や試飲の受け入れをしているところが多くあります。ブルゴーニュでワインを堪能しましょう!
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