ワイン街道: シャンボール城 ワイン探偵団 by ぐるラビ
美食探偵団 > ワイン探偵団 > トラベルガイド > ワイン街道: シャンボール城 にいます。 ワイン街道: シャンボール城シャンボール城はフランソワ1世が狩猟用の邸宅として建てたもので、ロワール川流域最大の城です。フランスのルネッサンス様式の建築の最高傑作と言われ1519年に着工しました。城の中心にはすれ違わずに上り下りすることができる二重の螺旋階段があり、城の完成間際に死んだダ・ヴィンチの設計と言われています。しかし、城全体の設計者は未だに謎です。 シャンボール城は非常に豪華な城ですが、居住には向いておらず、 フランソワ1世は結局合計数週間しか滞在することはありませんでした。滞在を終えるたびに家具から従業員まで全部引き上げさせ、結局フランソワ1世は城を完成されることはありませんでした。 その後、アンリ2世も城の工事を続けましたが、ルイ14世(1638-1715)は、この壮麗な城を大変気に入り、バレエやモリエール演劇の上演を行ったり、狩猟を楽しむために何度も滞在しました。他人にプライバシーを侵害されることを嫌がったフランソワ1世は城の北の塔に部屋をもち、「太陽王」といわれたルイ14世は城の中心に近い一番豪華な部屋を自分の部屋として選んだと言われています。 その後も王侯貴族が所有者となっていましたが、1932年より国の所有となり、現在では年間80万人もの人が見学に訪れます。
|
| ||||||||||||||||||||||