ブドウ品種: ピノ・ノワール  ワイン探偵団 by ぐるラビ

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ワインのブドウ品種: ピノ・ノワール

ピノ・ノワール

ピノ・ノワール(Pinot Noir)は、葡萄の品種の1つで、時にヴィニフェラとも呼ばれるヨーロッパ・ブドウの系統であり、フランスのブルゴーニュを原産地とする。殆ど黒に近い、紫みを帯びた青色の果皮を持ち、主に醸造に使用され、赤ワインを造る代表的な品種の1つである。また、時としてこの品種から造られたワインそのものも指して呼ばれる。もう一つの代表的赤ワイン用品種である カベルネ・ソーヴィニヨン(Cabernet Sauvignon)とあらゆる部分に於て対照的な品種であり、やや冷涼な気候を好み、栽培には特に神経を使う。ピノ・ノワール種を用いて造られるものの代表として、世界で最も高価なワイン、ロマネ・コンティ(Romane'e Conti)がある。この品種は遺伝子的に不安定で、この突然変異種に緑みを帯びた黄色の果皮を持つピノ・ブラン(Pinot Blanc)や褐色のピノ・グリ(Pinot Gris)などがあり、時には同じ樹に異なった色の果実がなるともいわれている。ピノ・ノワールは、イタリアでは ピノ・ネロ(Pinot Nero)として、また、ドイツではシュペートブルグンダー(Sp?tburgunder)の名で知られる。

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