リキュール 美食探偵団(用語集) by ぐるラビ
美食探偵団 > グルメ用語集 > ら行(り) > リキュール にいます。 リキュール語源・・・ラテン語のliquor(液体)、liquefacere(溶解させる、溶け込ませる) 日本でも梅酒をはじめ果実酒などを漬け込むための酒は「リカー」という名で売られることが多い。 〜酒としての分類〜 日本の酒税法上では、「酒類と糖類その他の物品(酒類を含む)を原料とした酒類で、エキス分が2度以上のもの(清酒、合成焼酎、しょうちゅう、みりん、ビール、果実酒類、ウイスキー類、発泡酒、粉末酒を除く。)」 と定義されている。 またヨーロッパ委員会の法律では、ワイン、ビールを除くアルコール度数15度以上の飲み物のうち、糖分を1リットルあたり100g以上含むものを指す。 〜リキュールの発祥〜 中世ヨーロッパにおいて錬金術ブームがおきた際、錬金術師たちは薬草などを加えた不老長寿の霊酒エリクシルを造ろうとしたのがリキュールの始まりである。 その後も錬金術の名残を受け継いだ薬酒造りはヨーロッパ各地の修道院に伝えられ、レシピは門外不出となっている。中でも有名なものが、現在は一般企業によって製造され市販品となっているベネディクティンとシャルトリューズである。これらは日本のバーでも見かけることができる。市販品である以上は原材料は明記されている。 |
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